漫画が好きです。
小学生の頃は雑誌を毎月欠かさず買っていましたが、今は気に入った漫画を単行本で買っています。
ここ数年は漫画の配信アプリが増えたので毎日配信される漫画をアプリから読んでいるのですが、特に好きな漫画が「＃世界＃映え殺し＃ツアーズ」
海外のおおらかな所が好きな方だと堪らない漫画で、かくいう私もその一人。
海外の大雑把でアレな所を見るとウヒョー！となる人間なのですが、悲しいことに私は海外には行けません。
何故かって？
飛行機が怖いのです。
私は高所恐怖症でして。10代の頃は余裕のよっちゃん、平気のへーちゃんだったのですが、20代になった辺りから高いところがダメになりました。
歩道橋は歩けないし、絶叫マシーンはもっての外。
どれぐらいダメなのかというと、ディズニーシーのマーメイドラグーンにあるブローフィッシュ・バルーンレース(河豚がぐるぐる回るやつ)に乗った際、「アカーン！」と宮川大輔のような断末魔をあげるぐらいダメ。
私があまりに叫ぶので、降りたときに順番待ちの小学生に指を指されて笑われました。まじ、無理。
あんな鉄の棒や鉄の板だけで、私の命が支えられているのかと思うと身震いが止まりません。
そんな私が海外に行かずとて海外っぽさを味わうことができるのがあります。それはマッサージです。
勿論、健全な方。
私は人と接触することが嫌いです。
接触というのは肌と肌が触れるということ。物理的な意味での接触。
だから人混みは嫌いですし、真夏の満員電車なんて以ての外。
半袖で露出した少し汗ばんだ腕が他人の同じく汗ばんだ腕と接触…なんて考えただけで吐き気がします。例えそれが大好きな石原さとみや香川照之のであっても。ゾッとする。
しかし、マッサージだけは大好きで疲れを感じたら直ぐに予約を入れて直行します。
マッサージで触れられてもなんとも思わないのです。不思議。
恐らくそこに金銭の授受などが絡んでいて、私の中で色々と割り切られるからと思いますが、そこの所については割愛。
肩凝りは中学の頃から悩んで、早10年以上。様々な肩凝り解消法を試してみましたが、やっぱり人に揉んで貰うのが一番です。
私の住んでいる所のマッサージ店の相場は大体10分1000円。肩が辛いからと言って、おいそれと行ける金額ではありません。
1000円ですよ、1000円。うまい棒は100本買えるし、ブタメンなら33個買える。
私がよく行く映画館なら2本見れちゃうお値段。
まあ、この10分1000円というお値段は施術室が個室で、マッサージが終わったら毒素排出を促すハーブティーが出てくるちょっといいお店でのお値段。
施術室が個室でなく、茶などもでないお店だともう少し安くなります。
とにかく揉まれたい！(なんか変態みたいだな)という私のような人間はちょっといいお店でなくても十分なのです。
海外っぽさを味わえるお店は職場から歩いて10分ほどにあるお店。
お値段なんと30分1800円。10分コースだと680円。安すぎる。
辺鄙な所にあるわけでもなく、駅から徒歩1分ぐらいですし、汚いという訳でもありません。
たまに日本語が通じないことがあるぐらい。たまにです、たまに。まず、これが海外っぽさを感じる1つ目。
施術者のおそらく9割が外国人の方なのです。
でも、ちゃんと始まる前に何処を重点的にして欲しいか聞いてくれますよ。
「どこ？」
「肩」
言葉なんて無粋なものに頼らなくても僕らの気持ちは繋がっているってことだろ？兄弟。
兄弟と書いてブラザーと読んでください。
そんな兄弟達との交流。金銭面も大きいのですが、もう一つお気に入りの要素がありまして。
施術者のオリジナリティ溢れるマッサージの数々は、私を虜にしています。
10分1000円のような所は、恐らく研修をしっかり行い、施術者によっての技術のばらつきなどを無くすようにしていると思われます。
参考サイト:Relax採用ページ
私のお気に入りのお店ももしかしたら大まかな研修はあるかもしれませんが、あとは個人の技量に任せていると思います。
このオリジナリティ溢れるマッサージが堪らない！！
毎回同じコースを頼むのですが、肩をひたすら揉んでくれて、その他はオマケ程度に揉んでくれる人もいれば、全身満遍なく揉んでくれる方もいる。
この前行った時は、施術中に施術者が横の部屋の従業員と会話を始めました。
外国語なので何て言っているのかさっぱり分かりませんが、私の悪口じゃなければOKです。
突然外国語で会話を始めるので最初はびっくりしましたが、この店員さん、めちゃくちゃマッサージが上手だったんですよね。
「うへぇ～堪らないじょ～」と心の中で何度呟いたことか。ヘッドマッサージなんて失神しかけましたからね。
今まで幾度となくこのお店に行ってますし、近隣のちょっとええお店にも行ったことありますが、お店の中ではもちろん、周辺と比べても一番お上手。
他のお店同様、指名制度が有るようですが、一切名乗られないし、仮に名乗られたとしても正しく聞き取れる自信がありません。
なので私は今日も、予約の際に 「あのぽっちゃり店員を頼む！」とホットペッパービューティーの予約ボタンを押すのです。
- provided courtesy of iTunes
