先日、友人のYりんとバーに行った話を書きましたが、その時にYりんとメル画の話で盛り上がりました。
ガラケー全盛期に画像交換掲示板では必ずと言っていいほど見かけたそれは、LINEが主なコミュニケーションツールになってからは全く見かけませんね。
今は失われたインターネットの文化。それらに思いを馳せてみたいと思います。
私がインターネットを「面白い!」と思ったのは小学生頃の自然学校です。所謂、林間学校の事で、私が住んでいる所では"自然学校"という名前でした。確か一週間ほどロッジで生活をして、自然の豊かさを学ぶというものです。
山をヒルの恐怖に怯えながら登ったり、川では目の前で放流された鮎を取って塩焼きにしたり、紙すきをして自分で葉書をつくって家に手紙を書いたり、夜はキャンプファイアなど自然を満喫しました。
そのロッジにPCが置いてあったのです。
"遊ぶ"といえばドッジボールや鬼ごっこだったハナタレ小モンキーの私たちでも、学校の授業でPCを触ることがあったので、初めのうちはみんなそれほど騒いでいませんでした。
アクセス制限がかけられていない事に気付くまでは。
小学生のパソコンを使った授業なんてせいぜい、タイピングをれんしゅうしよう!だとか、ともだちにメールをおくってみよう!です。
インターネットを使って物事を調べ、発表するというものもありましたが、アクセス制限がかけられており、確かYahoo!きっずで検索した際に表示されるサイトしかみることができず結果、官公庁のHP、公式サイトぐらいしかアクセスが出来ませんでした。ゲームサイトや掲示板、個人作成のHPにはアクセスが出来なかったことを覚えています。
まあ、ハナタレ小モンキーでしたので、Yahoo!きっずにあるゲームなら遊べるから授業中にこっそり遊んだり、映画「呪怨」の公式HPにアクセスして、あのエッジボイスを流して皆で怖がっていたらパソコンがフリーズしてパソコンの修理業者が来るまでそのままになったりと、制限がある中でも銘々に楽しんでいました。
それでも「外で遊ぶのが楽しい!!」と喜んでいた小モンキー共でしたので、パソコンに対する興味はそれほどありませんでしたし、ちょっと裕福な子の家に行くと、インターネットに繋がったパソコンがあり、家庭の方針もそれぞれあったと思いますが、フィルターのないPCに触れることが出来たので、山奥まで来て制限のかかったPCで遊ぶより、学校のみんなとお泊まり!を楽しんでいました。
あれは確か夕食後、歩いているとパソコンの前に人だかりが。
家にエレベーターがあるお金持ちのS原がFLASH動画を見ていました。
この日から空き時間になるとパソコンの前に人だかりができ、みんなでフラッシュ動画を見る、ということが恒例となります。
10歳の私はフラッシュ動画を見てケラケラ笑い、その後家にインターネット回線が通ってから、初めはりぼんわくわくステーションやYahoo!で「ゲーム 無料」で検索して出てきたサイトでフラッシュゲームを楽しんでいました。
FLASH動画
Flashって何?という方もいらっしゃると思いますが、簡単に言いますと動画やゲームを扱う規格なのです。
私が小学生や中学生の頃は多用されていましたが、今は見る影もありません。
このFlashを使用して作られた動画をFlash動画と言いまして、おもしろフラッシュ倉庫のようにこれらの動画をまとめたサイトがいくつかあったことを覚えています。
当時はこれを見てケラケラ笑っていたのですが、今見ると何がそんなに面白かったのかわかりません。
さて、次の動画を見ていただく前に、一旦こちらの曲を聞いていただきたいです。
荘厳に響き渡るパイプオルガンの音。自分の罪を懺悔したくなります。
主よ、弟が通話をしているのに、大きな声で「モテる努力をしないでモテたい節」を歌ったことをお許しください。
動画に出てくる禿げた人、8割が孫正義だと思うのですが。
この動画を見ているときは("´_ゝ`)フーンという感じ。
それではもう一度本家を聴いていただきましょう。
もう荘厳なハゲの歌にしか聴こえません。
そういえば音楽の時間に小フーガ ト短調を習った際に、お昼休みの放送でハゲの歌を流した放送委員がいたなぁ。
あと久しぶりに見て、しばらく口ずさんでしまったのがコレ。
だぁいぶ おRICOー♪
頭から離れないでしょう?
F Cup 好きより いくらかCOOL♪
無意識に歌ってしまいます。
大人になりなさいー♪
皆さんも気が付けば、家や職場、学校で歌っちゃいますよ。
オッパイは決して怖くなぁ~いぃ!
そんなフラッシュもYouTubeやニコニコ動画の登場によりフラッシュ動画の数が減っていったようにおもいます。
メル画
先日Yりんと盛り上がった話題です。
LINEの台頭により昨今見られなくなったメル画。
どんなものかといいますと、携帯電話の受信メールを再現した画像で、背景にキャラクターや人物の画像が使われ、その人物とメールが送られてきたような妄想をするものです。
百聞は一見に如かず。私が高校生の頃に作ったメル画をご覧いただきましょう。
ストレッチマンとメールしている気分になるでしょう?
メル画のポイントとしては、
・海綿体に脳みそがあるのか?と思うぐらいの安直なアダルト展開
・(暗黒微笑)とかいう想像しがたい笑顔。他に(黒笑)や(妖笑)などもあります。
黒笑ってこれしか浮かびません。
あと、キャラクターや人物から来たメールという体なのに、まるで目の前にいたり、ヒドイものだとプラグインしているものもあるのでもう世界観がめちゃくちゃ。
「メル画」で検索をすると正統派の画像が出るので、「ストレッチマンじゃ参考にならねーよ!!」という方はぜひ検索を。
因みにYりんとは「元太 メル画」で調べて盛り上がっていました。
メル画について調べていると、どうやら今はLINE画(トーク画とも言うらしい)というのが主流みたいですね。
キャラクターとLINEをしているという体らしい。
失われたメル画という文化は時代に合わせて進化して脈々と受け継がれているようです。
ブブ美も時代の流れに乗り遅れないためにLINE画を作ってみました。
大人になりなさいー♪