ブブ美エクスペリエンス

ブブ美が体験したことや気になって調べたこと、実際に試した結果(人体実験)を発表しているブログ。ネットで見つけたレシピを作った感想なども書いてます。

気になる街を調べたの[新開地①]

これは私以外にもいると信じているのですが、自分の中にぼんやりとある記憶や古い写真や絵に描かれている場所が、自分が見ている風景と一致すると、脳内麻薬が出る方はいらっしゃいませんか?

 

お久しぶりです。泥沼ブブ美です。

年単位でブログを更新しなくなりまして、理由を申し上げますとずばりスランプです。

ネタが思いつかんのです。

それまではあれやこれやと書きたい事が浮かんでいたのですが、一人暮らしを始めたタイミングで、脳のリソースをブログのネタ探しから今日の晩ごはんを考えることに割かなければならなくなり、そうして日々を過ごしていると、ネタが全く出てこなくなりました。

 

緊急事態宣言中に何度か更新をしたのですが、以前のように、小っ恥ずかしさにまみれながらも何度も読みたくなるような文章が書けず、モヤモヤしているうちに日々が過ぎ、今日に至ります。

 

そんなある日、とあるお店の閉店告知を見つけます。

 

昇平堂書店と泉堂書店は、新開地から高速神戸間を繋ぐ地下通路街にあった本屋さんで、屋号や店主は変わっているかもしれませんが、少なくとも私に物心がつく頃にはすでにありました。

この二つはどちらも古書を扱う本屋さんで、通りに面している部分は小説や漫画雑誌が置かれており、価格も文庫本で1冊100円とかなりリーズナブルだったと記憶しています。

小さい頃、両親や祖父母に手を引かすれて歩いた時は、もっとたくさん古本屋さんが並んでいたように思っていたのですが、私が大きくなったのか本屋さんが減ったのか。

気になって調べてみたところ、もう一軒「上崎書店」という古本屋さんがあったのですね。

コチラは2017年頃に、新開地商店街一丁目にある本店と移転統合されたそう。

 

この三軒並んだ「昇平堂書店」「泉堂書店」「上崎書店」は「メトロ神戸 古書の街」と呼ばれていたみたいです。

地下道の中にある古書店。「古書の街」。「町」ではなく「街」

エモいでしょ?

こういうところで見つけた古ぼけた洋書を開くと、戦国時代に飛ばされたりするのです。

「え、私が軍師になって本能寺の変を阻止するの!??」的な恋愛ゲームが始まるんだ。日本最古の俺様系・織田信長と恋愛が始まってしまう。

 

と、まあ、ここまで聞くと、ミーハーがスマホチカチカさせながら、やってきそうな場所ですが、ところがどっこい、ここは新開地のお膝元。

新開地という場所がどんな場所かわからない方がいらっしゃるので簡単に説明しますと、神戸駅の西に位置する土地で、人類の叡智Wikipediaには「行くのははばかれる場所」なんて書かれています。オブラートに包まれていますが、要するに治安があまりよろしくないのです。

「神戸」と聞いて異人館居留地のお洒落な街並みを浮かべていくと衝撃を受けること必須です。

黄色×黒の柄シャツに金ネックレス、白のチノパンでセカンドバッグ(クラッチバッグではなくセカンドバッグ。ここ重要)と今日日、吉本新喜劇でしか見られないレトロコーデのおじさんや堂々と立ちションをするおじさんなど、令和とは思えない景色が拡がっているのが新開地。

いや、今はレトロブームだから、むしろ時代の最先端なのかもしれない。

そんな、街のお膝元にあったこちらの本屋さん。

何度か立ち寄ったことがあるのですが、私の印象は「AV!!」でした。

外側に配置された棚は先述の通り文庫本や雑誌、それとコンビニコミックス、古そうな全集や資料集が並んでいたのですが、外から見えない内側の棚を見るとAVが陳列されていたのです。

AVのほかに、外側に置かれたような本が並んでいたかもしれませんが、ズラリと並んだAVのインパクトが強すぎて、内側に並んだAVのことしか思い出せません。

色々と規制が厳しくなった昨今、コンビニに成人向け雑誌が並ばなくなって久しいですが、街中に突然現れるAVは刺激が強すぎので、頭から離れなくなってしまうのは仕方ないですよね。

そんなアングラな雰囲気を漂わせるその店の前を通るのは、なぜかワクワクするので好きでした。

 

しかし、4月のある日、通りがかるとこの閉店の貼り紙。

あるのが当たり前だと思っていた物がなくなるのはやはり寂しく、ぽっかりと開いた穴とまでは言いませんが、スマホを落として画面の隅についた小さな傷ぐらいの心のザラつきに。

それを抱えたまま実家に帰ったときのことです。

私が現在住んでいる付近は、母が幼少の頃住んでいた家まで徒歩20分程度のところでして。

帰るたびに母の思い出話や美味しいお店の情報などを仕入れてホクホクする、というのが帰省時のルーティン。

そのルーティンを行っているときに、メトロ神戸のちょうどバス乗り場の辺りにジャングルのような場所があったという話を聞きました。

あったような気がするけど、思い出のピントが合わず、記憶の紐の端を暗闇でずっと探している状態。

写真を見れば思い出しそうなので、インターネットで検索してみるのですが、文章での記録は有るものの、画像は見つからず、ずっとモヤモヤ。

視覚情報って大事だなぁ、なんて考えていると、今後の自分の為に今の町並みを記録すれば良いんじゃないか?

これは自給自足じゃい!!

 

と思ったら、どんどん書きたいことが浮かびまして。 

以前のような文章を書く自信はまだまだありませんが、できないといじけて何もしないよりは当たって砕けろととにかく書いてみることにします。

こうして残した記録が、未来の私と私と同じジャンキーの脳内麻薬の供給にも役立つし、私のように昔の思い出を周辺の人に聞くきっかけになれば良いな。なんて。

 

それに私は古い看板に目が無く、レタリングや色褪せに「萌え」を感じると、できるだけ写真に収めるようにしているので、これも併せて載せようと思います。

 

今回は新開地について調べたこと、撮影した写真を載せていきたいと思います。

というのも、新開地という土地、個人商店や映画館や劇場が立ち並んでいて、人も行きかう騒がしい土地なのに、寂しさのある感じが好きなのです。

戦前は「神戸一の繁華街」と称され、劇場や映画館、飲食店が多く立ち並び、かのチャップリンも訪れたことのある賑やかな土地だったそうです。

賑わっていたころの新開地を描いた絵ハガキを何度か見たことがあるのですが、劇場がズラリと立ち並び、その中にアーチ状の装飾がほどこされたコンクリート造の近代西洋建築と、瓦と木で作られ、大きな看板を付けた日本建築の商店がズラリと並んだ通りと、そこを歩く大勢の人。和洋折衷のにぎやかな街。

この姿の新開地と先述の現在の新開地が結びつかず、当時の面影が全く読み取れないのです。

大学時代に自分の研究使用した『春日社記録』や、教授が授業見せてくださった様々な中世の絵画資料の方がずっと古いのに、フィールドワークをするとまだ、現在と風景が重なる。

戦火や震災の影響を受けていないとはいえ、ここまで一致しないのは不思議で仕方ないのです。

居留地三ノ宮駅周辺は戦前の面影が汲み取れるのに、新開地はそれが出来ない。

新開地という町がどういう歴史を歩んだのか、日本で1,2を争うほどの繁華な街がなぜ「行くのははばかれる場所」になってしまったのか知りたいと思い、併せて調べてみたので、写真をともにまとめていきたいと思います。

 

しかし、「行くのははばかれる場所」と称されていても、通行人の方がたくさん歩いていらっしゃっていて、写真を撮りづらいので、都度都度アップできればな、と思っています。

 

 

新開地

写真の前に、新開地という町の成り立ちについて、先述より詳しく書いていきたいと思います。

新開地という町は明治時代に湊川の付け替えで出来ました。

湊川」と聞くと南北朝時代湊川の戦いで聞き覚えがある方もいらっしゃると思います。

現在も湊川という地名はあり、こちらについてもいろいろ書きたいと思っているので、湊川の解説はこの辺りで切り上げて、新開地に話を戻します。

日本に「新開地」という土地が爆誕したあと、劇場や寄席、活動写真館が次々と開業し、大正時代には聚楽館という松竹が運営する劇場がオープンします。

また、川崎造船所で働く人々が新開地を経由して通勤をするため、かなりの人々が行きかい、とてもとても賑わっていたそう。

大正時代の終わりごろには神戸タワーというビルが建てられ、東洋一の高さを誇っていたことから、当時の日本の最先端が詰め込まれていたのかな、と考えています。

昭和に入るとさまざまなライフラインが新開地とその周辺に集まり、映画館や音楽堂などが次々オープンし、更なる盛り上がりを見せ、日本の歓楽街を代表する一つになります。

しかし、太平洋戦争下にはいると、歓楽街の営業時間短縮、英米映画上映停止等の興業の制限が課せられたうえ、1945年3月の神戸大空襲に於いて、施設の大部分が焼失。

娯楽施設で焼けずに残ったのは「聚楽館」「神戸松竹座」だけだったようですが、戦後は続々と娯楽施設が復活。20件以上の映画館が軒を連ねていたそう。天国やん。

 

しかし、復興のスピードは三宮・元町エリアの方が早く、市役所等のインフラ施設も三宮の方に集約され、1960年代にはせっかくできた映画館も次々と閉鎖したそう。

祖父曰く、新開地の東側は進駐軍のキャンプ地だったとのこと。

参考に読んだ 村上しほりさんの『神戸 闇市からの復興:占領下にせめぎあう都市空間』に記載されていたキャンプ地の位置を記した地図とも合致しているようで、一番盛り上がっていた新開地本通りのすぐ真横に進駐軍のキャンプ地が敷かれたそう。

こちらの本によると新開地は進駐軍のキャンプ地も近くであったこともあり、戦後乱立した闇市の取り締まりが近隣の三宮・元町より厳しかったそう。

この「闇市」というものは実に面白く、神戸の古い看板や建物を語る上で外せないので、今後も言及していきたいのですが、今回、闇市に関してはこの辺りで。

この闇市の取り締まりの厳しさが、新開地復興の遅れの要因となったようです。

 

また追い打ちをかけるように路面を走っていた神戸市電廃線川崎重工業造船所の縮小により人流の低下が進み、どんどん寂れていったとのこと。

映画館などがあった場所にはパチンコ店が入り、日中から地べたに座って酒盛りをする人も多くみられたそう。

私の母は「新開地=怖い街」とのことで、幼少期は絶対に行くことが出来なかったと話します。

その頃の新開地めちゃくちゃ気になるので、それはそれでいつか調べてみたい。

1980年代になるとまちづくり団体の方々が「アート」・「遊び」・「都市居住」の3つを掲げて、街の再生の活動を行っていたそうです。

しかし、95年の阪神淡路大震災で活動は中断となります。

この阪神淡路大震災というものは、神戸という町を語るには切っても切れないもので、母曰く、この震災によってかなり街の風景が変わったそう。

震災が無かったら、私が喜びそうな看板や建物が残っていたかも、と言っていました。

この頃の私はというと、押せばコロコロと転がっていく玉のようにかわいい、起き上がりこぼしのような赤子でございましたので、記憶はございません。

 

なので、生まれていたのですが、街並みなんて全く覚えていないのです。

たらればで話しても仕方がないのですが、もし震災がなかったら、もう少し簡単に昔の町の様子をイメージ出来ていたのかな、なんて考えますが、簡単に想像できるのはそれはそれでつまらない気もします。

 

とにもかくにも、この震災復興により様々な建物が建てられ、先のまちづくり団体さんも新開地の復興を進めて、現在の新開地となったようです。

 

ということでビッグマンのある6丁目の辺りから1丁目にかけて新開地本通りを北上逆打ちで写真を撮ったのを纏めていきたいと思います。

 

BIG MAN

青色と赤色のオブジェが向かい合うように設置されていて、空いた空間にシルクハットを被った男性が浮かび上がるように見えます。

チャップリンをモデルにしているそう。

 

新開地劇場

大衆演劇専門の劇場とのこと。公演前に何度か前を通りかかったことがあるのですが、小学生ぐらいの女の子が嬉しそうに団扇を抱えて並んでいる姿がとても印象に残っています。

 

Cinema KOBE  

私の推し映画館の一つ。

CINEMA1とCINEMA2の2つのスクリーンを有する映画館。

映画館といえば「シネコン」で「完全入れ替え制」がメジャーになっておりますが、CINEMA1は2本立て上映の自由席。

一週間で上映する番組が入れ替わり、1,500円で映画が2本、その日の最終回1本は1,100円で見ることが出来ます。

私はよく仕事終わりにその日の最終回に駆け込んで、映画を見て、帰りは近くのラーメン屋で食事をする、という一連の流れがあります。

上映開始時に「ブー」というブザーが鳴り、上映が終わると「本日の上映は終了しました」と年季の入った録音音声が流れるのが堪らないのです。

あと、コロナ前はCINEMA2ではポルノ映画が上映されていて、昔の町の風景が残っている所も好きでした。今は上映をしなくなったようですけれど、時代の流れですかね。

 

 

なんだか好きな建物2つ。

「むらさき」というまさに名は体を表すカラオケスナック、堪らんでしょ。

紫一色の外観に黄色の庇がアクセントになっていてとってもおしゃれ。

ポスターの中の赤羽さん。このお店に貼る分だけ、「紫羽」に特別仕様にしてくださいませんか?

 

2枚目のRyuge書房も良いでしょ?この平成初期を感じる外観。

調べたところ、閉店してかなりの年月が経過しているそう。

それにしても、小さい頃、幼児向け雑誌の「おともだち」を買ってもらっていた事を思い出すような、当時の匂いが漂ってきます。


www.youtube.com

おともだちのCMで記憶に残っているのは、「おともだち!!」という掛け声で始まるバージョンのCM。

 

おともだちのCMを見たら、こっちも見たくなってきた。


www.youtube.com

このCM、見ているだけでワクワクしてくる。

ヒトカゲのファイヤーゲームで遊びたい。どんなゲームかわからないけれど、半日遊べる自信がある。

こういう単純なゲームが純粋な子供と疲れた大人に刺さるんですよ。

値段1,500円って書いてあるんやけど。。。

え、今ってこんなにするの?いや、昔からこれぐらいの値段やった??

今度実家に帰ったときに母ちゃんに聞いてみよ。

昔のCMを見るに、付録はペーパークラフトメインだったけど、今はガシャポンが作れるみたいなので、昔よりコストがかかっているから値段が上がっていると思うのだけれど。

そういえば、昔児童向け雑誌の付録のペーパークラフトでスロットがなかったけ?

今考えると英才教育。

 

三和ホテル

去年Twitterで話題になった三和ホテル。

宿泊料金は1泊1,100円という驚異のお値段。

どんなホテルか気になって神戸新聞のコチラの記事を読んだところ、かなりディープなお宿。大学の時に教授が話していた、玄関入ってすぐお風呂があった西成のドヤ宿よりも狭いと思う。

 

ボートピア新開地

この日は平日でしたので、路上で酒盛りしているおっちゃんは3人ほどでしたが、休日に行くと、先述の最先端のおっちゃんたちを見ることが出来ます。

缶チューハイを持って、おっちゃんたちの輪に入ってみたいと思うのですが、以前、飲み屋さんで話しかけてきたおっちゃんに、機嫌よく返事を返したら逃げられた悲しい過去があるので、勇気が沸きません。

Trauma

Trauma

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3丁目からアーケードに覆われます。

 

 

 

大京聚楽館ビル

聚楽館の跡地に建てられたビルで、外観は聚楽館のイメージを意識してデザインされたそう。

2001年のオープン時はROUN1が入っていたのですが、2021年3月に閉店し、現在はパチンコ店になっています。

閉店の原因はコロナかと思ったのですが、神戸新聞の記事によると「ビルの賃貸借契約が終了」が理由らしい。

 

聚楽館時代はスケート場があったそうで、祖父の話によると大叔父が昔デートで来ていたという私以外にはTMIですが、素敵エピソードなので書いときます。

大叔父、大叔母との出会いはダンスホールで、交際に発展するものの、紆余曲折ありお別れすることに。その後、大叔母が地元に戻ることになり、最後にもう一度、と訪れたダンスホール大叔父と再会、結婚。

結婚の際に大叔母のご両親に反対されたものの、私の祖父が結婚を説得するため、大叔母の地元に行ったとなんという朝ドラ。その後無事に結婚し、現在に至るという朝ドラ。

祖父母の周りにはこういう朝ドラ的エピソードが他にもたくさんあるので、NHKさん取材待っています。

 

私へ、

NHKに媚びを売るなら、AVの話題を長々書くのはやめようね。

 

聚楽館のお隣はアーケードが復活した新開地本通り。

私はこのフリージアという看板に萌えを感じるのです。

 

他にも萌える看板がありましたので、まとめて載せておきます。

いいでしょ、いいでしょ。

特に最後の「フィリピン ショーラウンジ COSMOS」「イーゲルイン神戸」「ラウンジ童」の並び!

看板のデザイン、特に色使いが可愛すぎる。

可愛いものと並べたい。

 

「わんちゃん」

 

「猫ちゃん」

 

ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(1) (モーニングコミックス)

「ちいかわ」

 

「フィリピン ショーラウンジ COSMOS」「イーゲルイン神戸」「ラウンジ童」

最高。

ちなみにどのお店もインターネットで検索してもヒットしませんでした。ぴえん。

 

 

落語の常打ち小屋 喜楽館

 

パチ屋と飲み屋が並ぶ中にいきなり現れる教会

欲の中に佇むその姿は何とも神々しい。

ちなみにキリスト教といえばザビエルですが、教科書でもおなじみの『聖フランシスコ・ザビエル像』は神戸市立博物館に収蔵されています。

この夏、企画展で公開されているから、みんなで見に行こうぜ!!

 

この看板いいでしょ!!!

お店によって書体が違っているのも好きポイントですし、上のブーメラン型散光式警光灯はまだ光るのか。

ご存知ですか、パトランプの正式名称って「ブーメラン型散光式警光灯」なんですよ。

看板に書かれている春陽軒は、祖父が若い頃行っていた中華料理店らしく、味はお墨付き。

私は、湊川の方に贔屓にしている中華料理屋さんがあるのであまり行かないのですが、近々行くつもり。

 

 

そして哀愁が漂う3枚

左側の「セントラルプラザ」の書体が好き。

取り壊される前、何度も通っていたはずなのにこの場所にどんな建物が建っていたのか思い出せない。

思い出そうと記憶をめぐらしても、何も思い出せず、出てくるのは焦燥感と少しの苛立ちで悔しい。

 

冒頭に紹介した「メトロ神戸 古書の街」の一角だった「上崎書店」の本店。

所狭しと積まれた古本のほかに、古い映画のポスターや有名人のサインも売られています。

 

 

本通りはここまで。

看板の色がくすんでしまっているのですが、緑・オレンジ・黄・青で赤字ってかなりど派手な看板だったんじゃないかなと設置当時に思いを馳せてみたり。

あー、タイムマシンが欲しい。当時の色彩を目に焼き付けたい。

 

好きな看板たち第二弾。
特に一番右端の「750円均一」と書かれている書体が大好き。

大好きなのですが、心がときめく理由が分からないのですよね。

こうやってまとめているうちに、好きな理由が分かるのかな。

 

 

今回撮った写真は以上です。

本通りからそれた小道にも中々よい建物や看板があるので、今度はそっちの方の写真も撮りたいな。

 

 

さて、戦後の復興で後れを取ったとはいえ、恐らく1950年頃はまだそれなりに賑わっていたのではないかな、と祖父母の話を聞くと推測されます。

逆算すると1950年代は祖父母の青春期に辺り、新開地の印象を聞くと「賑やか」という回答が返ってきました。

造船所で働く人がいっぱいいた、と二人は話していたので、少なくとも70年代の造船所の縮小まではそれなりに盛り上がっていたと思われます。(造船所の縮小スピードまでわかればもっと明確になるかもしれません。)

 

一方で、60年代後半に生まれた父と母は「怖い街」と言っており、世代によってこうも印象が違う町って面白いなと思いました。

 

お年寄りと子どもってなんで面白いん?

皆さんは全裸で階段を上ったことはありますか?

私は週一回のペースで上っています。

 

家の近所にはいくつか銭湯が残っていまして。スーパーの方ではなく大門未知子がオペ終わりに行ったり、内海が外回りをサボって行くような昔ながらの銭湯。

 

商業地と住宅がひしめき合っている賑やかな土地柄ゆえに、少ない土地で十分なスペースを確保するためか、1階が脱衣場で2階にお風呂という作りの銭湯が多いのです。

私がひいきにしている所もこのようなつくりとなっています。

なので、全裸で階段を上るという状態が発生する。

通って1年ほど経ちましたが、未だに全裸階段はどことなく恥ずかしいです。

まあ、帰りにはMステの登場や宝塚のように颯爽と全裸で降りています。きっとお湯と一緒に羞恥心も流れてしまっているのでしょう。

  

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戸次重行さんの鍛え抜かれたお尻が見られる素晴らしいドラマ

 

 

 私と贔屓の銭湯との出会いは突然でした。

引っ越しをしてしばらくの間、近所の事を知っておこうと仕事の帰り道は遠回りをするのが日課で、その日も通ったことのない道を選んで自宅を目指していました。

少し勾配のある坂を登っていると突然目に入ってきたのは『ゆ』と書かれた看板。

急いで入口まで行くと暖簾がかけられ、前には営業時間が書かれたブラックボードが置かれていました。急いで家に帰ってシャンプーとリンス、ボディソープとタオルを持ってまた銭湯にとんぼ返り。

 

木札の鍵の靴箱で限界突破しそうなテンションを抑えつつ、小銭を落としそうになりながら券売機で入湯チケットを購入し、愛想という言葉は母親の胎内に残してきたようなおじさんにそれを渡して暖簾をくぐる。 

脱衣場に入って少し驚いたのが石鹸の匂いがしないこと。

実家近所のスーパー銭湯や昔、友人たちと行った城崎温泉、これまで行ったお風呂屋さんは暖簾をくぐると暴力のように石鹸の匂いに包まれるのですが、ここにはそれはありません。

鼻腔のくすぐるのは湿気で、ほんの仄かに石鹸の匂いはするのですが、どちらかと言うと無臭に近い。

これはあくまで私の推測ですが、備え付けのシャンプーや石鹸がなく、各々が持ち込んだものを使用するからではないかと思います。

一口に石鹸の匂いと言っても、フローラルなものやミルクの香りなど様々。

匂いが束になってかかってこないので、暴力のように石鹸の香りが漂っていないのかと。

 

軽い引き戸を開けて階段を上った先の洗い場で、おばあちゃんが床に直座りでストレッチをしているのを見て、ここに通おうと決心しました。

しょっぱなから熱いパンチラインかましてくる銭湯。ウーブに出会った時の悟空ってこんな気持ちだったんだろうな。

 



 

 

こうして始まった銭湯通いですが、私が湯浴みのほかに目当てにしているものがあります。

会話です。

ご婦人、特に眉雪のご婦人というのは初対面の方に臆することなく話しかけますが、それがお互い全裸であっても同じ。

住んでいる場所どころか名前も知らない人間と裸で話すというのは、文章にすると異常ですが、それは銭湯では日常茶飯時。

私もよく話しかけられるので、楽しくおしゃべりをします。

しかし他人の会話を聞くのが一番楽しい。

 

 ひと風呂浴びて、脱衣室で帰り支度をしていると、私の横でおばあちゃま二人が入浴の準備をしながら、家の鍵が見当たらないという会話をしていました。

「どこかに落としてきたんとちゃう」「いや、そもそも鍵をかけた覚えがないねん」

家に戻ろう!!お家返って居直り強盗とエンカウントとか洒落にならないからすぐに戻ろう!と内心ツッコミと心配をしましたが、ご婦人お二人はせっせと引き戸を開けて浴場に向かっていきました。

年齢を重ねると鍵が見当たらないごときで動じなくなるのか。

その後、特にそれらしきニュースも見かけなかったので、あのおばあちゃんは無事にお家に帰ることが出来たと思います。

後日、元気そうなおばあちゃんを銭湯で見かけたしね。

 

別の日、これも入浴を終えて身体を拭いている時のこと。

突然、「おねえちゃんエエ身体しとるなあ!!」と、とても女湯での言葉とは思えない感想が聞こえました。

おっさんが紛れこんだか?

年齢層がかなり高いこの場で、不審者と戦えるのは私しかいない。文系だし、握力赤ちゃんやけど、ジャッキー・チェンの映画見まくっているから足止めくらいはできるやろう。その間に他の人に助けを呼んでもらえばいいと覚悟を決めて声のする方をみると、おばあちゃんが、女の子に向かって話しかけたようで、「いや、おばあちゃん、それセクハラやからな。女同士でもそれはアカンよ」とあまりに酷いようなら止めようと気持ちを切り替えました。

まあ、私のお節介は必要なく、女の子も「柔道をしているので…」と羞恥というより褒められたことを恥ずかしがるように答えて、「柔道か!練習大変やろー」とほのぼの空間に変わったので、入浴後の暖かい余韻を楽しむことができました。

本当に申し訳なのですが、おばあちゃんが感激するほどの良い身体が気になったので帰り際に、チラッと彼女の姿を拝見させて貰ったのですが、確かに引き締まったかっこいい身体をしていました。

私も彼女のようになりたくてハム太郎の歌を歌いながらランニングに励んでいます。

 

贔屓の銭湯は男湯と壁で区切られているのですが、壁と天井の間に隙間があるので男湯の音も聞こえるのですが、男子小学生の会話も面白い。

「俺の日輪刀ふにゃふにゃやから伸びんねん!!」

ごめんね、本当に私の心が汚れているからそう思ってしまったかも知れないのだけど、もしかして君、自分のゾウさんのこと日輪刀って呼んでる?

 

いやあ、鬼滅の刃って本当に流行っているのですねえ…。

 

 

さて、お風呂屋さんに通って最近気付いた悔しいことがあります。

銭湯、スーパー銭湯ではなくいわゆる昔ながらのお風呂屋さんは物価統制例に基づいて都道府県ごとに料金が定められており、私の住む兵庫県は大人450円。

ちなみに東京だと470円。一番高いところだと岩手県の480円で、安いのは長崎県と宮崎県の350円。(2020年12月28日時点 参考:全国浴場組合)

週一回ちょっとした贅沢を500円以下で味わえるので特に気にしたことはありませんでしたが、券売機の中段に「回数券4200円」の文字につい先日気づきました。

調べると10回分の回数券らしく、これを使うほうが断然得。

早速、4200円を券売機に入れて回数券のボタンを押して出てきたチケットを持って受付に行くと、受付のおじさんはすでに束になった回数券を準備してくれていました。

ようやく気付いたか、と言わんばかりの表情で「一枚抜いて、9枚ね」と輪ゴムで束ねられた厚紙を渡してきた。それを受け取って、次回から財布を持ってなくてもこの券一枚をポケットに入れておけば入浴を楽しめるのかと、便利さに心が弾みました。

次に入浴した際にこの券を渡すとおじさんは「よく来たな」と言わんばかりの表情で「まいど」と券を受け取ってくれた。まるでこの回数券が常連の証のようである。

 

来年はこの回数券を何回買うことになるのか。

回数券と110円をポケットに入れて銭湯に向かうことにします。


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私もいつか常連のおばあちゃんたちのように臆することなく他人に話しかけることが出来るようになりたいな。

まずはあの柔道部のお嬢ちゃんを見付けたら、筋トレの方法をきいてみたい。

 

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緊急事態宣言解除後の映画館に行ってきたレポ

関西は緊急事態宣言が解除されまして、私も22日から通常通り会社に出勤しております。

解除後初の土曜日とは言っても、まだ諸手を挙げて遊びに行く気はしないので、切れたお味噌を買いにスーパーへ行くのと運動不足解消の散歩をする以外は、家で過ごすことに決めていました。

アベマTVでメトロックの配信もありましたし。

 

最近はスーパーもチラシを組み込んでいないので、セール品はお店まで行かないと分からないため、専ら買い物は確実に安い業務スーパーが殆どです。夕方は混んでいるのですが、午前中の早い時間なら空いているので午前中に行くようにしています。

 

業務スーパーで買い物を終えて、帰途についているとふと、映画館っていつから空いているのか気になり、ほんの少し寄り道をして映画館の上映スケジュールを見に行きました。

 

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シン・ゴジラやってるー!!!!

私、好きな映画は?と聞かれたら邦画なら「シン・ゴジラ!」と答えるぐらいシン・ゴジラが好きです。因みに洋画だとバーレスクです。

出世には燃えませんが、あのお役所の硬い感じに萌えます。

無駄のない展開や人物、スーツを着たおじさま、自衛隊、それと石原さとみと好きなものしかない。

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一日3回もしているのか!!これは毎日でも行きたい。

DVDを持っているので、家でも見ることはできますが、爆発や建物が崩壊するときの内臓まで響く感じは映画館じゃないと味わえない。

もう一度映画館で見たいと思っていたんだよなー。

でも、自粛明けたばかりだし、映画館って密閉しているから怖いし。

いや、でもこれを逃すともう映画館でシンゴジを見る機会はないのかもしれない…。

ポスターの前であれこれ葛藤しましたが、クラスターを発生させないように、しっかりと対策をとっているだろう!と思い、映画館に向かいました。

 

映画館に着きますと、私以外に2人お客さんがいました。確実にお客さんより従業員の方が多い。

人が少ないなら、密になりにくいから大丈夫かなっと。

チケット販売の端末に行くと、1台ずつ距離をとって稼働していました。ここまでキッチリ対策をされているなら安心できると思い、映画を見ることにしました。

日中の上映だと人が多そうだから、念のために19時からの最後の上映回を選択。

 

写真を撮り忘れたのですが、座席選択をする際、指定できる座席と座席の間は2席ずつ距離が取られており、左右は勿論ですが、前後にも人が重ならないように距離が確保されていました。

恐らく、通常の座席の3分の1程度しか入られないようになっていたとおもいます。

 

 

時間まで自宅で過ごして、上映開始時刻に再び劇場へ向かいました。

向かっているときにふと、空席が着席できないようにされているか心配になりました。ロープなどを張っていないと、座れてしまいます。複数人で来た人の中には離れて座るのを嫌がり、指定を守らない人がいるのではないか。

居たら嫌だなー。もし、いたら係員さんに言ってなんとかしてもらえばいいのかなんて考えながら歩きました。

 

私は映画館で映画を見る時は必ずドリンクを買うので、いつもと同じように売店へ向かったのですが、上映時間が遅いせいか、はたまた元から開いていないのかはわかりませんが、売店は閉まっていました。

自販機もないため、飲食をしながら映画をみることはできません。後々思ったのですが、感染防止策かもしれません。

 

入場の際には検温がありました。

私、体温高めなのと、代謝が良いのですぐに汗をかくんです。

徒歩で劇場に来たため、ほんの少し汗ばんでて少し焦りましたがクリア。

通常だと、チケットをもぎられるのですが、出来るだけ接触を避けているのか、チケットは手渡さずに、目視での確認のみでした。

 

各スクリーンの前には消毒薬が設置されており、掌を消毒して入場しました。

これは係員の人が振りかけるのではなく、ただ置かれているだけなので、客が自主的に行う形です。

 

 

いざ、久しぶりの映画館!!

 

すでに予告が始まっていたのですが、お客さんが誰もいない。

これはもしかして貸し切りかー?とワクワクしながら席に着きました。

 

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指定外の席にはテープが貼られ、着席できないようになっており、私が行きすがら、懸念したことは解消されていました。

予告後には上映中はマスク着用の案内もながれ、しっかり対策をしてくれている劇場の心意気に安心して映画を楽しめました。

 

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、劇場にはお客さんがほとんどいませんでした。

貸し切り状態はとても良いのですが、映画館が潰れてしまっては元も子もないので、私はなるべく映画館に行こうかと思っています。勿論、しっかりを対策をとったうえで。

私もしっかりと対策をしないと映画館にも迷惑がかかりますしね。

 

あと映画館は貸し切りでした。

石原さとみ独り占めだーい! 

 

 

行った場所:OSシネマズ 神戸ハーバーランド

URL:https://www.oscinemas.net/cgi-bin/pc/site/det.cgi?tsc=21120

 

シン・ゴジラ

シン・ゴジラ

  • 発売日: 2017/03/22
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

芸能人のファースト写真集のタイトルを調べたの巻

武田真治さんのファースト写真集のタイトル知ってますか? 

 

武田真治…最近だと筋肉体操でお馴染みの方ですが、私はめちゃイケに出ていた姿が印象的。お笑い芸人の中に、一人だけカッコイイ人がいるなーとか、かっこよくサックスを吹いていると思ったら、落とし穴に落とされる姿を覚えています。

今や筋肉質でちょっとワイルドなイメージの武田真治さんですが、デビューした頃は"フェミ男"と呼ばれていたそうで、華奢な身体、レディースの服を着る少し中世的な男性、それがフェミ男。そして、そんなフェミ男の代表が武田真治。他にもいしだ壱成さんがフェミ男と呼ばれていたらしいです。

 

そんなかわいい雰囲気武田真治さんのファースト写真集のタイトル。きっと可愛らしい感じのタイトルでしょう。

 

ちなみに参考までに同じ事務所、ホリプロの後輩、皆大好き藤原竜也さんのファースト写真集のタイトルは

1/f‐YURAGI

 

かっこいい。なんて読むのか分からないけれど、字面がかっこよすぎる。

なんだか儚い美少年を連想します。

とてもど゛う゛し゛て゛だ゛よ゛お゛お゛お゛!゛!゛!゛!゛と叫んでいるなんて思えません。

 

藤原竜也写真集―1/f‐YURAGI

藤原竜也写真集―1/f‐YURAGI

 

めちゃくちゃ幻想的な写真が表紙。ノムリッシュみを感じます。20年ぐらい前、こんな顔した女の人が沢山いましたね。

 

タイトルの意味が気になったので調べてみますと、「1/f ゆらぎ」というのが元ネタのようです。

 

なにそれ、聞いたことないぞ☆

藤原のイニシャルのFと掛けていることはわかりました。

 

Wikipediaに1/f ゆらぎの記事があったので勉強の為にも読んでみます。

 

1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)とは、パワー(スペクトル密度)が周波数 f に反比例するゆらぎのこと。ただし f は 0 より大きい、有限な範囲をとるものとする。

 

????

スペクトル密度??スペルマなら聞いたことあるけど

予襲復讐

予襲復讐

 

 

何度読んでも『1/fゆらぎ』について理解出来ませんでしたが、とりあえず焚き火を見たり、小川のせせらぎを聞くと何となく落ち着くのは1/fゆらぎ、コイツのせいらしいです。

 

ja.wikipedia.org

 

 

 

さて、武田真治さんのファースト写真集のタイトルの話に戻りましょう。

 

今でしたら筋肉のイメージがついているので、肉体美をテーマにしたタイトルがつけられると思いますが、先ほども述べたように、デビュー当時はフェミ男ですので、筋肉美のようなガッチリイメージではありません。それに加えて当時の写真を見るとストリート系ファッションが多く、藤原竜也さんのように幻想的なイメージはないので神秘的系なタイトルではないはず。

 

それと、藤原竜也さんのように名前と引っ掻けたようなタイトルがついてそうです。同じ事務所ですしね。

 

ということで、主義などを意味するイズム(ism)と名前をかけてシンジズムとかどうですかね。フェミ男という独特なジャンルですし。

ちょっと男子ぃ~ダサいとか言わないであげなよ。ブブ美ちゃんが一生懸命考えたんだから~。

 

さて、答えは

 

毛玉―武田真治写真集 (Junon books)

 毛玉

え?

はい、毛玉ってタイトルです。

何でかって?そんなこと私に聞かれても困ります。ホリプロに聞いてください。

 

それにしても素晴らしいタイトルロゴのデザインですね。

なんとなく美容室感がありますね。ロゴに。

BBA2人ぐらいでやってる美容室。前髪を切ってもらったら、勝手にぱっつんのおかっぱにされるタイプの美容室です。「ブブ美ちゃん、そんなに前髪長かったら、目ぇ悪なるから切っとくで」とこちらの返事を無視してオンザ眉毛にされそう。

やめろや!ヴィクトル・ニキフォロフみたいな髪型にしたいねん!!!

抗議したら、横で髪の毛を紫に染めてもらってるBBAが「ええやんええやん、可愛らしいて似合とる」とか勝手に口出してくるタイプの客がいる地元に愛された美容室みたいなロゴですね。

 

 

あと「毛」の一画目と「玉」の三画目に毛っぽさを感じます。ボボボーボボーボボのロゴよりも「毛」感があります。

ボボボーボ・ボーボボ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ほらね。

 

あれ?

毛玉―武田真治写真集 (Junon books)

髭剃ってるぅ~。

毛玉じゃないね。 

 

ということで、男性芸能人のファースト写真集のタイトルって面白そうなので調べてると、いくつかの傾向が分かったのでまとめてみたいと思います。

 

 

 

単語直感系

恐らくカメラマンや編集者の方などが写真やその人を見て直感的に決めたのかな?と思われるタイトル。

タイトルを付ける方のオシャレ度がAぐらい無いとクソダサ写真集になってしまうので、中々難しいけれど、タイトル事故が少ない。

武田真治さんの「毛玉」もこのタイプですね。事故ってますけど。

 

圧倒的オシャレさなので、オシャレな曲をBGMに見ていきましょう。 

 

JOY (feat. Heather Johnson)

JOY (feat. Heather Johnson)

  • Jazzin'park
  • ダンス
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

 

三浦春馬さん 

三浦春馬ファーストPHOTO BOOK『たぶん。』

三浦春馬ファーストPHOTO BOOK『たぶん。』

 

「たぶん」

 

 

佐藤健さん

佐藤健ファースト写真集「Intently」

佐藤健ファースト写真集「Intently」

 

「Intently」※「ひたすら」という意味

 

 

賀来賢人さん

賀来賢人ファーストPHOTOBOOK 「よりみち。」

賀来賢人ファーストPHOTOBOOK 「よりみち。」

 

「よりみち。」

 

 

吉沢亮さん

吉沢亮 ファースト写真集 『 はじまり。 』

吉沢亮 ファースト写真集 『 はじまり。 』

 

 「はじまり。」

 

 

 

小栗旬さん 

SO―小栗旬ファースト写真集

SO―小栗旬ファースト写真集

 

 「so

 

 

はい、オシャレ~~~!!

オシャレさと素朴さが入り混じったタイトル。650円ぐらいでカフェオレが出てくる木目調のカフェのような雰囲気ですね。砂糖は勿論、オーガニックシュガーの。

 

まだまだ沢山ありましたが、キリがないので一部だけ紹介しました。

体感ではこれが一番多いように感じました。

 

 

なんとなく意味が伝わる系

写真集のコンセプトや雰囲気がタイトルから伝わってくるタイプ。

個人的な感想ですが、「この俳優さん、少し気になるな~」と思い始めた頃でも手に取りやすいです。写真集ってガチ勢が買うイメージですが、間口が広い、ウェルカムタイプのタイトルです。

 

 

神木隆之介さん

ぼくのぼうけん―神木隆之介写真集

ぼくのぼうけん―神木隆之介写真集

 

「ぼくのぼうけん」

 

 

横山だいすけさん

 「横山だいすけ フォトブック げんきよ! とどけ! だいすけお兄さんの世界迷作劇場」

 

 

あ"~神木キュンかわうぃうぃ~!!!

 

 

なんか意味はあるんだろうけどわからない系

なんかしらの意味はありそうですが、表紙では理解できないタイプのタイトル。文章のものが多いです。先ほどのなんとなく意味が伝わる系とは対極だと思っています。ガチ勢じゃないと手に取れない感じ。恐らくタイトルが難解なので尻込みをしてしまうのでしょう。

調べているときに名探偵コナンのOPでお馴染みの「恋はスリル、ショック、サスペンス」を聞きながらタイトルを読むとめちゃくちゃ頭が賢くなった気がしたので是非試してみてください。

  

 

 

 

 

 田中圭さん

田中圭ファースト作品集『花の周りを飛ぶ虫はいつも』 (DVD付)

田中圭ファースト作品集『花の周りを飛ぶ虫はいつも』 (DVD付)

 

 「花の周りを飛ぶ虫はいつも

 

 

 福士蒼汰さん

 

福士蒼汰ファースト写真集 After Chicken  Rice Go To Merlion (TOKYO NEWS MOOK)

福士蒼汰ファースト写真集 After Chicken Rice Go To Merlion (TOKYO NEWS MOOK)

 

「After Chicken Rice Go To Merlion」

 

 

東出昌大さん

東出昌大写真集『西から雪はやって来る』

東出昌大写真集『西から雪はやって来る』

 

「西から雪はやってくる」

 

 

ザ・名前系

名前がタイトルになっているタイプ。シンプルイズベスト。 マジわかりやすいよね。

 

松坂桃李さん

松坂桃李ファースト写真集『桃李』

松坂桃李ファースト写真集『桃李』

 

「桃李」

 

 

本郷奏多さん

かなた。―本郷奏多ファースト写真集

かなた。―本郷奏多ファースト写真集

 

 「かなた。」

 

 名前ェェエエ???系

名前と単語を組み合わせたタイプ。初見だと真顔になりますが、何度も見ると味が出てくるスルメのような味わいがあります。 

 

 

須賀健太さん

須賀健太ファースト写真集 SUGA。-素顔-

須賀健太ファースト写真集 SUGA。-素顔-

 

SUGA.-素顔-」 

 

菅田将暉さん

菅田将暉ファースト写真集 スダマサキッス

菅田将暉ファースト写真集 スダマサキッス

 

スダマサキッス

 

 DAIGOさん

DAIGOファースト写真集 DAIGOING L.A.

DAIGOファースト写真集 DAIGOING L.A.

 

DAIGOING L.A.」 

 

私のシンジズムと大して変わらないんじゃないかな

 

 

以上が調べた結果でございます。若い男性アイドルや俳優に 明るくないので、調べていると若手の方に詳しくなった気がします。

その中で、ツボッたタイトルの写真集がありましたので紹介して締めたいと思います。

 

壁ドンより床ドンよりロンドン (BULLET TRAIN in LONDON)

壁ドンより床ドンよりロンドン (BULLET TRAIN in LONDON)

 

壁ドンより床ドンよりロンドン!!!!!!

 

ユニオンジャックであなたの心もジャック! ! ! ! ! ! ! ! (BULLET TRAIN in LONDON)
 

 ユニオンジャックであなたの心もジャック!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

ダジャレ最高!!!!!!

 

 

 

 

Galaxyが当たったと思ったらそんなうまい話は無い!の巻

今日も今日とて「お疲れちゃんねー」と電車に乗って帰宅中。

ネットサーフィンしながら帰るぞ~とChromeを起動させるとこちらの画面が。

 


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マ!?それマ!?

 

親愛なChromeユーザー様、

あなたは7月8,2019のラッキービジターです

アンケートに答えていただいた方に「ありがとう」を込めてSamsung GalaxyS10+が当たるチャンスを差し上げます!

 

ウヒョー!!!!

スマホが貰えるのかい???

日本語がアレなので詐欺だとはわかっていますが釣られてみます。

 

Double-Action Rod form

Double-Action Rod form

  • provided courtesy of iTunes

 

 

 とりあえずOKを押して画面を先に進めます。


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おめでとうございます!

2019年間ビジターアンケート参加者に選ばれました!Chrome「ありがとう」を込めてSamsung GalaxyS10+が当たるチャンスを差し上げます!

 

 

 

わーい!アンケートに答えるだけでスマホがもらえるんだね!!!

早速答えていくよー!!!

 

 


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???

 

 

答えを送信する間、アンケートのお礼にどのような商品在庫があるかを調べています。

 

あれれ~おかしいぞー!!

最初に「Samsung GalaxyS10+」をプレゼントって書いてあったのに在庫があるか調べるなんて変だよ。

 

名探偵コナン (96) (少年サンデーコミックス)

名探偵コナン (96) (少年サンデーコミックス)

 

 

しばらくするとこの画面が。


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ご参加ありがとうございました、本日は次の賞品が選べます

 

 

ツッコミだしたらキリがないので一つ一つにツッコミませんが、プレゼントと書いてあったはずなのに、どうやら100円で購入しないといけないみたいです。

 

画面を進めてみましょう。


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やっぱり、プレゼントじゃない!

 

画面上部をみると何やら書いてあります。
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表示のキャンペーン対象製品を新規でご利用いただくお客様は、抽選に参加することができます。当選者の方には、直接電子メールでご連絡を差し上げます。この特別オファーは、対象加入サービスに4日間のトライアル後、毎月購読に切り替わり、クレジットカードから毎月自動的に利用額(4999 JPY)の引き落としが行われます。何らかの理由で、サービスにご満足いただけない場合は、4日以内であればアカウントを取り消すことができます。アカウントが取り消されるまで、サービスは毎月更新されます。このキャンペーンは2019年12月31日に終了します。

 

?????

つまり、4日間は100円で使えると。4日間1日100円なのか、はたまた4日間で100円なのか明記されていないのも変ですが、4日間はトライアル期間でお試しできる。

もし、気に入らないことがあるなら4日以内に言ってっちょ。

ちなみに過ぎたら毎月4,999円クレカから自動で引き落としされるからよろしこ。

ということらしい。

100円ですらないやん!!

釣られるところまで釣られてみましょう。


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先ほど、在庫は1個しか無いと書いてありましたが、白か黒選べるみたいです。

在庫2個以上あるやん!!

 

とりあえず、名前と住所を入れます。

名前はー、泥沼ブブ美ちゃん!本名だよっ!!

住所は東京都新宿区区役所通り4-25!

冴羽獠と同じなんだ☆
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メールアドレスは捨てアドを入力すると、エラーがかかってしまい、先に進めなくなったのでここで終了。

恐らくですが、この先はメールが届き、クレジットカードの番号を入力する流れだと推測されます。

 

インターネットこわい…

 

お金と命を守る! 特殊詐欺撃退 (TJMOOK)

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