ハーブに癒されてぇ…って時ありませんか?
去年の春、地元のラジオ番組を聴いていますと、神戸の布引ハーブ園の方がゲストで出演されまして、ハーブを使った料理の美味しさや心安らぐハーブティーの紹介、香りを楽しむ施設の紹介などをされていました。
その頃の私は推しに死亡フラグがビンビン立っていたため常に緊張状態で、眠れない日々を送る毎日。
そんな状態の私は"ハーブ"という癒しを求めるのは必至です。
ハーブ園で癒されてぇ…
お弁当やお菓子を持って、ハーブ園でピクニック。癒しの極みです。
ハーブ園でピクニックしてぇ…。そう思って日々を送っていますと、春が過ぎてしまい、夏は焼けるから行けないし、秋はハーブが枯れていく季節だろうし、冬は寒くて外に出るなんて正気の沙汰ではない、と季節がぐるりと一周していました。
Yりんと遊んだ時に「ピクニック行かない?」と聞きますと二つ返事で了承が帰ってきたので、その場で誘いたい子を入れたグループLINEを作成して、ハーブ園に行って来ました。
景色が綺麗
神戸布引ハーブ園のここがすごい!!
アクセスがすごく便利!
大人数で行っても楽しい!
入園料だけでそこそこ遊べる!
布引魂!!
【2016年】【話題】【ファミマ店内音声CM】「帝京魂!帝京平成大学」
アクセスがすごく便利!
ハーブ園自体は山の麓にあるのですが、そこまではロープウェイで行きますし、そのロープウェイ乗り場は新幹線発着駅である新神戸駅にあるのですぐに行けます。
三宮で遊んでて、「ハーブの匂い嗅ぎてぇなぁ」なんて思ったらすぐに行ってハーブの匂いを吸引なんてことも簡単。
私たちのグループはJRを使う人間と阪急、地下鉄を使う者とそれぞれ居ましたので、JRと阪急組でまずは三宮駅に集合し、最後に新神戸駅で地下鉄組と待ち合わせをしました。
地下鉄組のS子ちゃんの助言により、地下鉄組との待ち合わせ場所は新幹線乗り場とは反対側の西側の改札口で待ち合わせたので、楽にロープウェイ乗り場に行けました。
東側の改札口で降りてしまうと、西改札まで戻らないといけなかったため、S子ちゃんマジグッジョブ。
地下鉄新神戸駅から矢印に沿って歩くとあっという間にロープウェイ乗り場です。
大人数で行っても楽しい!
大抵の観光地って大人数で行ったらアトラクションの定員や飲食店の座席数でバラバラになってしまったりしますが、布引ハーブ園はグループが分裂することなく楽しめました。
ロープウェイの定員が最大6人でしたので、1つのグループとして楽しめる人数は6人がMAXかな?と思います。
さて、食事ですが施設内にはレストランが1つ、カフェが複数箇所ありました。
休日ということもあり、1つのテーブルに6人が一緒に着くのは少し待つ必要がある、と言われましたので、「とにかく何か腹に入れてぇ」と考えていた私たちは、オープンカフェのようなフードコートで昼食を済ませました。
6人程が座れる机が縦にズラーと並んでまして、絵としてはハリー・ポッターに出てくるホグワーツの大広間のような感じ。あそこまで豪華でシックではありませんが、あんな感じで机が2列ならんでいるので、余程混んでない限り待たずに座れます。
入園料だけでそこそこ遊べる!
ロープウェイ乗り場で、ロープウェイの往復+ハーブ園の入園料として1500円を支払います。
まあ、私たちは1割引の1350円で入園しましたけどね。
窓口で安くしろって泣きわめいただろって?
いやいやいや、ちゃんと合法的に割引いて貰いました。
Yりんが勤めている会社の福利厚生特典で、1割引になる施設の対象でした。
しかし、ここで4人しか使えないという問題発生。割引を受ける残りの3人の座を争って闇のゲームを開幕することも辞さない雰囲気でしたが、私が勤めている会社でも同じ割引を受けられる福利厚生を利用していたので、無事に全員が割引を受けられました。
割引といえば、神戸市とその近隣の小中学生が貰える「のびのびパスポート」を提示すればのびのびパスポートを持参した学生は無料で施設に入ることが出来ます。
神戸市のサイトに因りますと、子どもたちの健全な育成を図り、教育環境をより一層充実させるためとのこと。
この「のびのびパスポート」は中々有能でして対象教育施設の入園料無料。
「教育対象施設」と書きますとお堅い感じがしますが、水族園や動物園なども無料になります。
泥沼家ではこれを使ってしょっちゅう須磨海浜水族園に行っていたため、お陰で私は魚に詳しい大人へと成長しました。
この魚は刺身でも美味しく食べられるだとか煮付けするのが美味しいなどと水槽の魚を見ながら、あーだこーだ言えます。
無事、健全な大人に育ってますね。
とにかく、各種割引が使えますので、事前に調べるのがおすすめ。
さて、入園料を払えば後は無料で遊べる施設がいっぱい。
個人的に熱かったのは
- ラベンダーの摘み取り
- ハーブの足湯
- 芝生広場では遊具の貸出がある
ラベンダーの摘み取り
1人15本刈り取ることができ、全て持ち帰ることが出来ます。
私「勝負しようぜ!一番大きなラベンダーをゲットしたやつが優勝な!!」
K村「基準が分かり辛いわ」
他の面々にもラベンダー勝負は却下されましたが、いざ摘み取りが始まると皆、なるべく大きくて香りの良いものをゲットしようと吟味していました。
しかし、ラベンダー畑の場所が悪かった。
ラベンダー畑は坂の中腹にあるため、刈り取るためにしゃがみこむとめちゃくちゃしんどい。ラベンダーを摘み取るだけなのに脚がかなりしんどいため、大きいものを探すのをやめて、自分の近くにあった手頃な花を摘んで終了。
畑のすぐそばに持ち帰るようの包み紙が置いてあり、ラベンダーに紙をくるくる巻き付けて持ち帰るので、特殊な持ち物なども必要ありませんでした。
これを干しておくとドライフラワーになります。
ちなみにこちらのイベント、6月の土日のみ。14時開始ですが30分程前から並ぶのがベストです。
ハーブの足湯
ハーブ園の中腹辺りに足湯が設置されております。
歩き回ってちょっと疲れてきたなーと思い出した辺りにあるので、足湯!入らずにはいられない!と20分ほど並んで入りました。
「ハーブの足湯」の名前の通り、浴槽の中にはハーブが入った袋が浮かんでおり、香りを楽しみながら足湯を満喫できるというもの。
私たちが行ったときはラベンダーの香りで、ラベンダーの香りつってるけど、どうせ大して匂いはしないんだろ?なんて思っていました。
ところがどっこい、浸かっている間ラベンダーの香りが充満します。
生物兵器と呼ばれたvery bad smellな私の足も、上がった後はラベンダーの良い香りに包まれました。毎日入りたい。足の匂いがラベンダーの女になりたい。
月や季節ごとに香りが変わるみたいで、過去の記事を見ますとカモミールやローズマリーなどがあったようです。
足拭き用のタオルなんてわざわざ持って行くなんて面倒!という方には100円でタオルの貸し出しがあります。
タオル地のハンカチを持参していたので、これで足を拭こうと思い、課金せずにボーっとしているとK村が話しかけてきました。
K村「え、タオル借りひんの?」
私「ハンカチ持ってるもん」
K村「トイレ行った後どうするん?」
私「ブワーって風出るやつで乾かす」
K村「無かったらどうするん?」
私「ここが俺の第二のタオルだ!!」ズボンの太もも辺りを指差す
K村「…無いわー」
軽く引かれたので、100円を支払って足拭きタオルを借りました。
貸し出しタオルは袋に入っていて衛生的。ハンカチよりふた回り程の大きさしか無かったので、少し心許無く感じましたが見た目の割に吸水力があり、しっかり足を拭くことが出来ました。
よくよく考えた、べちゃべちゃになったハンカチを鞄に入れると鞄もべちゃべちゃになるので、タオルを借りてよかったなって思います。
ありがとよ、K村!!!!
芝生広場では遊具の貸出がある
下りのロープウェイ乗り場の近くに芝生の広場があり、のびのびと遊べるスペースと、ボールやフラフープが入った箱があります。
この箱、広場の隅に置かれていて、ご自由に持ち出して遊んでいいよスタイル。
ハーブ園HPの過去記事を見ますと、バドミントンの貸し出しもある、と書かれていましたが箱に入っているのはボールとフラフープ、なわとびのみ。バドミントンで遊んでいる方はいなかったので、恐らくバドミントンの貸出しは終了した模様。
ブブ美ゾーンを披露したかったのに、残念。
皆で遊べるボール遊びに切り替えました。
ボールを落とさずトスを繋げる遊びあるじゃないですか。あの名前がわからない、蹴鞠の腕版みたいなやつ。あれで50回出来るまで帰らねぇーぞ!!と言って遊んでいると、近くにいた小学生が乱入してきたので一緒に遊びました。
小学生ってなんであんなに「お尻」や「おなら」が好きなんですかね。
K村「何か面白いこと言って」
キッズ「面白いこと~?うーん…おならぷっぷ~!!アハハハハ!!」
私「0点」
K村「厳しすぎるやろ、相手は小学生やで」
私「下ネタに頼るような大人になって欲しくない。笑いの英才教育や」
遊びながら色々話を聞いているとキッズのお家はクレヨンしんちゃんを見せてもらえないとのこと。
私が小学生の頃も学年に2~3人はクレヨンしんちゃん禁止の家がありましたが、こういうのって未だにあるのが驚き。
「おならぷっぷー」で喜んでいるようなら、クレヨンしんちゃんやボボボーボボーボボを見た日には笑いすぎておしっこ漏らすのではないでしょうか。お姉さん心配。
クレヨンしんちゃん禁止というのをキッズから聞いたK村が「この子、絶対芦屋の子やで」と言ったのが「おならぷっぷー」より数段面白かったです。
注意点
- 虫がしこたまいる
- 服装に注意
- お土産を買うタイミング
- 自販機がない
- 1日で回りきれない
虫がしこたまいる
都会からすぐに行けるとはいえ、ハーブ園は山にあります。虫がかなり居ます。
着いた当初、虫を見付ける度に「うわっ!!」とか「ギャー!」と声を挙げていた私達ですが、帰る頃には帰る頃には払う素振りすらしなくなりました。虫への耐性が鍛えられます。
服装に注意
前述の通り虫がかなり居ます。
人間を刺したりしない虫もいますが、蚊や蜂があちこちに居ました。
蜂は殆どがミツバチでしたので、こちらから危害を加えない限りは刺されることはまずありませんが、数回スズメバチにも遭遇しましたので注意が必要です。
ミニスカートや短パンなど、肌を露出した服装は控えた方がいいでしょう。
また、アメリカのケーキのような色鮮やかな毛虫もいるので靴も要注意。
薔薇園綺麗でしょう?
Yりん「BL本でよく見るやつー!」
私「百合でもよく見る。こっそり逢瀬を重ねる場所や」
などとテンションをあげていましたが足元にはかなりの虫がいました。
これからの時期暑くなりますが、サンダルはやめて靴、それも足首もガードされているものがオススメです。
あと、ヒールがある靴は絶対にやめてたほうがいい。
山を下って散策するルートが基本なので、いくら都会から近いとはいえ、ハイヒールで来るのは自殺行為です。
8㎝のヒールを穿いた方が居て、皆で「正気か?」と見守りました。
お土産を買うタイミング
観光地なのでお土産も売っています。
お土産屋さんは山頂とロープウェイ乗り場の2ヶ所。
一番大きなお土産屋さんが山頂にあるお店なのですが、山頂でお土産を買い込みすぎると、山を下るときが大変。
帰りにロープウェイ乗り場を通りますが、山頂のお土産屋さんより品数が段違いに少ないです。
もし、がっつり買い物をしたいという方はリュックサックで行くのがベストかもしれません。
自販機がない
園内には自販機がありません。
売店でハーブティーなどは売っていますが、ペットボトルのような蓋が付いてないので、その場で飲みきらないといけず、持ち運びができません。
ロープウェイ乗り場に自販機はあるのですが、ペットボトルのお茶が200円とテーマパーク価格なので、水筒やペットボトルを持参することをオススメします。
新神戸駅からロープウェイ乗り場への道中、スーパーがあるのでそこで調達もできます。
1日で回りきれない
1日いましたが全ての施設やイベントを体験できませんでした。
かといって、ディズニーやUSJのように泊まりで行くというまでもありません。ハーブ園には宿泊施設もありませんし。
イベントや施設の解説がHPに書かれているので行く前にチェックしておくと、取りこぼし無く回れると思います。
景色や綺麗な花が沢山咲いているので、写真を撮るのが趣味な方はなかなか楽しめると思います。
実際、カメラを持った方は沢山いらっしゃいましたし。
普段写真があまり得意ではない私でも、素敵な写真を撮ることが出来ました。
ほらね?